成見和子のブログ

日々雑感、ジャズ歌詞、映画、読書。

すごーく久しぶりに梅干しを買ってみた。

久しぶりに梅干しを買いました。

ネットで「若者の梅干し離れ」を取り上げた記事を見かけて、「ん? そういえば私もしばらく食べてないぞ」と気がつき、猛烈に食べたくなったのです。

東急ストアで梅干しコーナーを覗くと、いろいろある。

その中からいちばんシンプルそうなのを選びました。

税込み700円です。

ちょっと高い買い物かなあ、とは思ったけど。

あんまり安いのは妙な味付けがしてあったりして美味しくないんだよねえ・・・。

 

開けてみるとこんな感じ。

8個入ってる。

ってことは、1個100円弱ってことかあ・・・。

早速その日の夕食に、1個ご飯にのっけて美味しくいただきました。

 

それにしても、こんなに久しぶりだったのは何故なんだろう?

ネットでの取り上げられ方の中に「梅干しは贅沢品! おカネのない若者には手が届かない!」というものがあったけれど、当たってる面もあるかも。

私は還暦過ぎてて、もちろん「若者」ではないけれど、何だかわかる気がします。

私の場合、月額の食費を決めていて、その範囲内で食べ物を調達しています。

優先順位があるのですよねえ。

一人暮らしで、料理はしないので、コンビニやスーパーでお惣菜を買うことが多いです。

夕食には「タンパク源となる主菜を1品、野菜主体の副菜を1品」が基本。

で、その他に朝食用の食パンやら何やらを買ってると、すぐに予算額に達してしまいます。

最近は「梅干し買おうかな」なんて考えたこともなかったなあ。

栄養源としては必須ではないし。

あれば嬉しいけど、梅干し1個に100円は払わないよなあ、という感じです。

 

そういえば以前は「冷蔵庫にはいつも梅干しが入ってる」ってこともありました。

子育てしてた頃です。

子供たちも梅干し大好きでした。

買い忘れて切れると、冷蔵庫を開けた子供たちが「ないのー?」と悲しい顔をしてましたっけ。

その頃はあまり食費に気を使っていなかったのですよねえ。

自分で料理してましたし、家族全員分ですから、全体としては割安。

ちょこちょこと梅干しなんかを買っても「贅沢」という感覚ではなかったです。

 

今は「老後」を目前にして、きちんと家計管理をする日々です。

ここ数年、食費の予算はきっちり守ってます。

料理をしないのは、もともと好きではないのもあるし、他にやりたいことが多くて料理に時間を使いたくないのもある。

食費が割高になるのは承知の上で予算を決めて、それを守っているのです。

その縛りの中で優先順位を考えて配分していくと、梅干しは「枠外」になってしまうのですよねえ。

久しぶりに食べたらとても美味しかった。

また食べたくなったら買うかもしれないけど、それはたぶん数か月先のこと。

今の私の生活スタイルでは、やっぱり「贅沢品」ってことになるのかなあ・・・。

 

★こちらの記事もどうぞ