ちょっと仰々しいタイトルをつけていまいましたが・・・。
日頃考えていることを、ちょっと書き留めておきたいなあ、と。
世の中には情報があふれかえっています。
どの情報が信頼できるのか、さっぱりわからない状態ですよねえ。
でも、自分の専門分野に関しては「明らかにおかしい」ものに関しては見分けがつきます。
私は法律系の専門職です。
日々、いろんな情報に接していると「???」と思うことの連続です。
「価値観の違い」に基づくものであれば、「あ、そういう考え方もあるのね」とスルーできます。
でも「法的な意味を根本的に取り違えている」といった場合には悩んでしまします。
このまま放置していいんだろうか、と。
有名人が誤った理解に基づく発言をしていて、それを一般の人が信じ込んでしまっている、なんていう場合に専門家は黙っていていいのだろうか、と。
不作為による「誤った情報の拡散の助長」なのではないか、と。
悩んだ末に「これは発言しなければならないな」と考えた場合には、自分の仕事上のホームページのブログに記事を書きます。
でも・・・ほとんど読んでいただけないです。
理由はハッキリしていて、それは「発信力」がないから。
見つけてもらえないのです。
埋もれてしまうのです。
どうしようもありません。
いや、どうにかしなければならないのか?
言い換えると、「専門家は、誤った情報を正す発信をする責任があるが、その発信が届かない場合には責任を果たしたことにはならない」ということなのか、という問題です。
いやいや、難しい問題です。
自分の発言を認知してもらうために、まずはインフルエンサーにならなくてはならないのか?
って、そんなバカな、ですよねえ。
実際、そんなの無理ですもん。
でも、「だったら何も発信してないのと同じじゃん」と言われてしまいそう。
う~ん、困りました。
現在のところは、「届くかどうかはわからなくても、とにかく発信はしておく」しかありません。
でも・・・だんだん疲れてくるのですよねえ。
「こんなこと書いたって、どうせ誰も読まないんだし、意味ないかも」みたいに。
実際、そんな感じで、発信そのものをやめてしまった専門家も多いと思うのですよねえ。
私もいずれそうなるかも、という予感もしてるのです・・・。
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