JR外房線の特急わかしお安房鴨川行きに乗っていた時のこと。
本来停車駅ではない駅に停車。
「行き違いのためしばらく停車します」とのアナウンス。
(もちろん扉は開かない。)
私は特に何も感じず。
外房線の上総一ノ宮以南には単線区間があるため、適宜離合が必要なのです。
ところが、その時同乗していた人が反応。
「行き違い」は変じゃないか? というのです。
ヘンかな? そうかな?
ちょっと考えて、「あ、そうか」と気がつきました。
一般の言葉としての「行き違い」には「正しくない、よくない、間違った」というニュアンスが含まれるのですよねえ。
「連絡がうまくいかず行き違いになってしまいました、申し訳ありません」みたいな。
鉄道用語の「行き違い」にはそういうニュアンスは全く含まれないのだけれど、それを知らないと妙な感じがしてしまうのは当然ですよねえ。
どうしても「ミスがあって行き違いになってしまいました」みたいに聞こえてしまうのでしょう。
いやいや、単線区間でミスがあったら正面衝突ですからぁ(笑)
一般の言葉と専門用語のズレ、って面白いです。
慣れてる人には何の引っかかりもないのが、慣れない人には「え???」となってしまうのですよねえ。
私は法律系の専門職なのだけど、たとえば・・・
・・・あ、これはここで書くことじゃないですね。
仕事のホームページのブログの方に書くことにします(^^)
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