成見和子のブログ

日々雑感、ジャズ歌詞、映画、読書。「やさしい法律用語解説」は現在準備中。

「1000円いただきます」にモヤモヤする。

スーパーやコンビニで。

たとえば870円の買い物をして1000円差し出したら「1000円いただきます」と言われることがある。

いや違うでしょ、「1000円お預かりします」でしょ、と心の中でつぶやく私。

いったん受け取ってお釣りを渡すまで預かります、ってことのはずなのだけど。

「いただく」は「もらっちゃって差額は返さない」ってことだと私は思ってるのだけど。

違うのかな?

もしかしたら、「いただく」は単に「受け取る」という意味で使われてるのかな?

ああ、私はまた嫌なオバサンになってるなあ。

他人の言葉の使い方にいちいち口を出す嫌みなオバサン。

いやいや、口には出していないのだから別に構わないか。

・・・などと、あれやこれやが頭の中を駆け巡る。

で、数秒後にはちゃんとお釣りが出てきて一件落着。

何事もなかったかのよう。

事件は私の頭の中でだけ起きてたんだから、「何事もなかった」のはある意味アタリマエなんだけど(笑)

でも「数秒間のモヤモヤ」では済まない場合もあるのですよねえ。

コンビニの「収納代行」ってやつ。

すっごく便利で助かるのだけど、あの場面で「いただきます」と言われるとモヤモヤが止まらなくなるのでございます。

結構大きな金額を扱っていて、10万円単位の支払いがコンビニで出来たりする。

固定資産税とか住民税とか。

「○○万円いただきます」と言われて、1万円札が何枚もレジに吸い込まれていく。

そのおカネは預かってくれるんだよね、もらっちゃうんじゃないよね・・・。

どういう仕組みになってるのかわからんけど、最終的にはちゃんと役所に納められるんだよね・・・。

手元に残された小さくてペラペラの受領書を見ながら「大丈夫だよね?」と思ってしまうのは私だけなのかなあ。

「お預かりします」と言ってくれればいいのに。

そしたらこんなにモヤモヤしないと思うのだけど。

ま、実際に横領だとか着服が起きる時には「いただきます」も「お預かりします」も関係ないんだけどね(笑)

以上、少々言葉に敏感なオバサンの独り言でした。