お菓子をいただきました。
「めずらしくもないこっこですが」と言われて・・・
「こっこ」の部分が固有名詞だと認識するのに数秒かかりました(笑)。
私にとっては珍しい、というか初めて。
可愛らしい包装紙に包まれた「こっこ」は静岡のお菓子でした。
帰宅してから調べてみたら、「静岡の県民的お菓子」みたいなものらしい。
くださった方はもちろん静岡県の方で、「珍しくもない」というのは謙遜だとか何だとかではなく、「静岡県民にとっての事実」だったようです。
しっとりした蒸しケーキ、とっても美味しかった。
こんなに美味しいのに全国展開とかしないのかな、と思ってホームページを見てみました。
売っているのは静岡県内や近県の高速道路SA・PA売店や、静岡県内のスーパーなど。
東京都内では、東京駅一番街の「諸国ご当地プラザ」で買えるとのこと。
オンラインショップがあるそうなので、その気になったらいつでも買えるワケで、その意味では「珍しい」とは言えないのかも。
結局、「知ってる人は知っているし、知らない人は知らない」ってことですね。
「こっこ」をくださった方は、私の反応を見て「こいつは知らないな」と思われたことでしょう。
自分にとって馴染み深いものが、他の方々にどれぐらい知られてるのかな? と気になることって、ありますよねえ。
例えば「一六タルト」。
「いちろくたると」と読みます。
ご存知ですか?
「知ってる人は手を挙げて~!」と問いかけてみたい気分です。
あ、私は愛媛県民ではありません。
以前に「成見橋」の記事でも書いたとおり、私のルーツは愛媛県なのですが、住んだことは一度もありません。
でも、「一六タルト」は何故か知っているのです。
子供の頃に親戚の家で食べたのか、遊びに行った時にお土産にいただいたのか。
あの柚子の風味と強烈な甘さが子供向けなのかどうかはともかく、私にとっては「子供の頃に刷り込まれた」とでも言うべき忘れられない味なのです。
やっぱり気になるなあ~。
「一六タルト」、ご存知ですか?