成見和子のブログ

日々雑感、ジャズ歌詞、映画、読書。

還暦過ぎても「何者か」になれる?

このブログを作成したのは今年の5月19日。

初めての記事を投稿したのが5月21日。

7か月経ったことになります。

現在の1日のPVは50~100程度。

はてなブログの他のブロガーさんたちとの交流は全くなし。

グーグルなどからの検索による流入がほとんどです。

こんなものかな、と冷静に考える一方、「結構スゴイんじゃない?」と思う私もいる。

「このままどんどんPVが増えて行ったら、私は人気者? 有名人?」みたいに。

ほとんど妄想の領域ですねえ(笑)

実際には「PVがどんどん増える」ってことはないのでしょうし。

PVの中には、ちょっと覗いて「つまらん。もう来ない。」という人も(たくさん)含まれてるのでしょうし。

この「ブログ」というもの、勘違いを起こさせる優れた仕掛けだなあ、と思います。

還暦過ぎても自分は「何者か」になれるんじゃないか、という幻想に引き込まれそうになるのですよねえ。

このトシになって自分探し?

ババアになっても承認欲求?

ちょっとキモチワルイかも。

あ、私、還暦過ぎてます。

もうすぐ62歳です。

このブログを始めたのは純粋に「趣味として」です。

老後の楽しみとして、なのです。

小遣い稼ぎの意図もなし。

このブログのどこにも広告がないでしょ?

書きたいことを書く。

ひたすら書く。

それでOK。

・・・のはずが。

読んで欲しいのですよねえ、やっぱり。

せっかく書いたものは読んでいただきたい。

やっぱりそうなるのです。

この気持ちは認めるしかないのですよねえ。

なので、グーグルなどの検索に引っ掛かりやすくする工夫はしてます。

その結果が少しずつ出てきてる、ってワケ。

そしたら今度は「私は今からでも何者かになれるのかも」という気持ちが出て来る。

これ、たぶん雑誌やら何やらの影響なのだと思います。

高齢者の取り上げられ方。

「素敵に歳を重ねる」とか「○○歳で新しいことに挑戦!」とか。

キラキラの高齢者の素敵な写真。

そんなものにばかり接していたら「自分もこんなふうになれたらなあ」から「もしかしたらなれるかも」を通り越して「こうあらねばならぬ!」みたいな気持ちが出て来てしまうのですよねえ。

キラキラな写真は一瞬を切り取ったものに過ぎない、作られたものだ、とわかっているのに。

舞台裏にはキラキラじゃないものが存在している、とわかっているのに。

いや、わからない人もいるのかも。

本当に罪なことです。

私はそんなものに踊らされないぞ!

自分は自分。

でも・・・

でも・・・

やっぱりこのブログのPVがもっと増えるといいなあ。

そしていつか素敵な雑誌に「人気ブロガーの成見和子さん」と紹介してもらうのだ。

ちょっとぐらい妄想してもいいでしょ?

 

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