成見和子のブログ

日々雑感、ジャズ歌詞、映画、読書。

フミキリスト。踏切が外せない人たちのこと。

踏切。

私の暮らしには絶対に外せないもの。

いや、「外せない」は意味が違うか。

本当に「外そうとしても外すことが出来ない」のです。

自宅が線路のこっち、仕事場は線路のあっちなのです。

だから、仕事場に行く日は必ず踏切を渡ります。

以前、近所で事故があって踏切が開かなくなったことがありました。

いつもの踏切のもうひとつ先の踏切も、反対側のひとつ先の踏切も閉まったまま。

こうなるとお手上げです。

あちら側へ行く手段がありません。

踏切が開いていれば仕事場まで徒歩3分なのに。

仕事場とは逆方向に数分歩けば跨線橋があるのだけど、そこまで行くか、それともこのまま待つか。

こういう場面って、往々にして「あ~あ、間違った」という結果になるのですよねえ。

跨線橋まで歩けば踏切は開くし、そのまま待っていればいつまでも開かない。

そんなもんです。

結局その時は、いったん家に戻って復旧を待ちました。

子供の頃は、踏切を渡るのが怖かったなあ。

根拠のない恐怖なのだけど。

遮断機が上がっていて警報器が鳴ってなくても、本当に電車来ないよね? なんて思ってました。

いつも早足で渡ってたなあ。

今はどちらかというと踏切は好きです。

というか、「踏切のある景色」が好きってことかな。

インスタグラムで時々「#踏切」を見ます。

素敵な写真がたくさんあがってます。

見ているうちに「#フミキリスト」というタグを見つけました。

踏切好きさんたちの自称のようです。

絵も工作も踏切ばっかり、という坊やがいたりして。

踏切Tシャツや踏切柄の靴下もあるんですねえ。

靴下に「とまれみよ」なんて書いてある。

眺めてると楽しくなります。

それにしても「フミキリスト」とはうまいネーミングだなあ。

辞書に載せるとしたら「日常から踏切が外せない人のこと」みたいになるのかな(^^)

 

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