上大岡トメさんの「スッキリ!」。
副題は「たった5分間で余分なものをそぎ落とす方法」。
数年前に買って繰り返し読んだ本です。
余分な自分を脱ぎ捨てて「とどめの背負い投げ、やあっ、だん!」が大好きで、お気に入りの本でした。
(あ、ここは言葉では伝わらないですよね。作者のイラストがあってこそ、なので。)
久しぶりに引っ張り出して読んでみました。
懐かしい♪
そして、それだけじゃなかった。
この本を読んで実践したことが今の私を形作ってる、と思える部分がたくさんありました。
お世話になった、ってことですねえ。
ありがと~!!
これこれ、と思ったものをいくつか拾ってみます。
【11 アイディアの出し惜しみをしない。】
うんうん、文章を書くときに役に立ってる。
書き始めてから新たに湧いて来たものがあって、そちらの方がよいかな? と思ったら前のものは潔く捨てる、そんなことが出来るようになりました。
【19 時間に追われている時は、思い切って用事をひとつ変更する。】
当初の予定どおりに事が進まないと「負けた」みたいな気分になってたのが、少し柔軟になれたかなあ、と思う。
最初から詰め込みすぎない、という態度も身についたと思う。
【29 気乗りしなくなっても、「行く」と決めた場所にはとにかく行ってみる。】
これ、私には心当たりだらけ。
一度「行ってみよう!」と思っても、だんだん面倒になってくる。
行かない言い訳をあれこれ探してみたりして。
もともと出不精でものぐさなので。
でも行ってみれば「来てよかった」になることがほとんど。
トメさんの言うとおり、です。
もちろん「来る意味なかったかな?」になることもあるけど、それは「行ったからこそ」わかったことなのだし。
出不精が完全に直ったワケではないけど、「とにかく行ってみる」ことが多くなりました。
もちろん、これは出来なかったなあ、という項目もあり。
【21「自分にはちょっと難しいなぁ」と思う、デジタル製品を使ってみる。】
う~ん、これはいまだにダメだ・・・。
あ、スマホもパソコンも使ってはいます。
でも機種変更なんてしようと思わないし。
OSの新しいバージョンが出る、と聞くと「やめてくれー!」とパニック状態。
いちど何かを習得したら一生それで通したい、進化なんていらない!
・・・という態度は数年前から変わってない。
いかんなあ・・・。
そんなこんなで、懐かしく読み返しました。
何年前に出た本だっけ?
すっごく売れたのですよねえ、たしか。
(すっごく売れたのは「キッパリ!」の方だったかも。)
これに類する本は、今では掃いて捨てるほどあるけど、やっぱりいい本です。
トメさんのイラストがいい。
押しつけがましくないし。
「等身大」な感じ。
そうそう、「たった5分間で・・・」は、5分でそぎ落としが完了、ってことではなくて。
5分間で「あ、そこか、それか。やってみるか。」という気持ちになれる、ってこと。
また時々読み返してみようかな、です(^_^)