成見和子のブログ

日々雑感、ジャズ歌詞、映画、読書。

【音楽川柳】著作権 真面目に遵守 馬鹿を見る

川柳作っちゃいました。

【著作権 真面目に遵守 馬鹿を見る】

どういうことかというと・・・

 

このブログには「ジャズ歌詞解説」というカテゴリーがあります。

英語の歌詞を一文一文丁寧に、文法に則って解説をしています。

コツコツと続けているのですが・・・ほとんど読んでいただけていないです。

理由はハッキリしていて、ググっても出てこないから。

グーグルの検索に全く引っ掛からないワケではないのです。

例えば「but not for me 歌詞 解説」と検索すると、私の書いた「ジャズ歌詞解説 ~But Not For Me~」という記事が表示されます。

(上の方ではありませんが、1ページ目に出ます)

じゃあ、なぜ記事へのアクセスがないのか? というと、「(曲名)歌詞 解説」で検索する人がいないから、だと思います。

皆さん「(曲名)歌詞 和訳」とかで検索するのだろうなあ、と思うのです。

そりゃそうですよね。

とりあえず知りたいのは「この歌ってどんな内容なの? 日本語で教えて」ってことでしょうから。

細かい解説を読んでみたくなるのは、その先の話ですもんね。

 

検索に引っ掛かるようにするには、記事のタイトルが大切です。

よく検索される言葉をうまくタイトルに入れ込む必要があるのです。

だったらタイトルに「和訳」という単語を入れれば? と思われるかも。

でも、それは出来ないのです。

嘘は書けませんから。

記事の中に和訳は載せていないので。

なぜ載せないの? 和訳も載せればいいのでは? と思われますよね。

そこなのです。

著作権の問題なのです。

「著作権」という権利で守られる内容には様々あって、「勝手に翻訳をされない権利」も含まれているのです。

翻訳(和訳)をするには著作権者の許諾を得なければなりません。

歌詞翻訳集などを出版する際には、著作権者に許諾をもらう、対価を支払う、といった手続きがきちんと行われているのです。

趣味でやっている個人ブログでそんなことは出来ませんから、著作権に抵触しない範囲で細々とやってる、ってワケ。

和訳なしの解説だけでも、ジャズ好きな方々に何かしら参考にしていただければいいなあ、と思って。

 

でも・・・モヤモヤが残るのです。

「(曲名)歌詞 和訳」で検索すると、たくさんの記事が表示されます。

どの記事にももちろん和訳が掲載されています。

皆さんきちんと許諾をもらっているのでしょうか?

実際のところはわからないです。

もちろん、きちんと対応している方が多いでしょう。

でも、中には「著作権? なにそれ?」という方もいらっしゃるかも。

「わかってるけど、みんなやってるし」という方もいらっしゃるかも。

もしかしたら、著作権者側も黙認してるのかな?

いちいち構ってられないよ、という感じで。

もしかしたら「曲が話題として取り上げられるのはよいこと、こちらにもメリットあり」なんて考えてるのかな?

だとしたら、マジメに法令遵守してる私は一体なんなの?

正直者が馬鹿をみる、ってことなのかも。。。

あ、ついつい愚痴ってしまいました。

つまり、一生懸命書いたものはやっぱり読んで欲しいなあ、ってことなのです。

でも、そのために違法なことをするワケにもいかないし。

でも、やってる人もいるよね。

でも・・・でも・・・

無限ループですね、もうやめましょう。

 

ところで。

和訳の話以前に、そもそも歌詞をブログに掲載しちゃダメなのでは? という話。

そのとおりなのです。

歌詞そのものの掲載にも許諾が必要です。

大多数の楽曲について、日本ではJASRAC(一般社団法人日本音楽著作権協会)が管理しています。

ブログに歌詞を載せる場合にはJASRACから許諾をもらい、使用料を支払うことになります。

ただし、運営事業者がJASRACと許諾契約を締結しているブログサービスの場合は、個別の許諾が不要になるのです。

私が今書いている「はてなブログ」もJASRACと契約しているため、いちいち手続きをしなくてもOK、ということになってるのです。

ちなみに、歌詞を翻訳する権利についてはJASRACは管理委託を受けていません。

なので、翻訳をしたい場合には、JASRACではなくて直接著作権者の許諾を得ることになるのです。

 

ついでに。

全ての音楽が著作権で守られているワケではありません。

未来永劫永遠に守られる、なんてことはないのです。

守られる期間が決められていて、著作権の保護期間が過ぎると許諾なしに使えるようになります。

著作権切れ、著作権フリー、パブリックドメイン、などと呼ばれます。

自由に使える公共のものになった、というイメージです。

私の大好きなジャズのスタンダードの曲たちの中には、既にパブリックドメインになったものもあるのです。

なので、今後それらを取り上げる際には和訳にもトライしてみようと考えてます。

その時にはタイトルも「ジャズ歌詞解説・和訳」としますので、検索にも引っ掛かって、読んでいただけるようになるかも、です(^^)

 

【追記】

歌詞解説の中で、理解の促進のために必要に応じて「部分部分を日本語に訳す」ということは行っています。

これは著作権で保護される「翻訳(和訳)」には該当しない、という理解をしています。

「違うだろ、それも『和訳』だろ!」と言われてしまえばそれまで、なのですが。

難しい問題です。。。

 

 

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