「二子玉川」。大人気の街です。
「ニコタマ」とも呼ばれますよね。
でも実は「二子玉川」という住所は存在しないのです。
へえぇ~、でしょ。
駅名と学校名には存在します。
東急田園都市線・大井町線の「二子玉川駅」。
それから「世田谷区立二子玉川小学校」。
でも「世田谷区二子玉川」は存在しないのでございます。
二子玉川小学校の所在地は「世田谷区玉川4丁目」で、「玉川」という住所は存在します。
行政では「玉川」をエリア名として使っていることが多いです。
このエリアを管轄する税務署は「玉川税務署」。
このエリアを管轄する世田谷区役所の支所は「玉川総合支所」。
じゃあ、「二子」という地名は存在しないのか、というと、実はあるのです。
「川崎市高津区二子」。
ただし、「二子」は「ふたこ」ではなくて「ふたご」です。
世田谷区玉川からは多摩川を挟んだ対岸です。
「玉川」は東京都、「二子」は神奈川県ですが、橋を渡ればすぐそこ。
歴史的なことはわかりませんが、たぶん昔は「同一の生活エリア」といった捉え方がされていたのではないかなあ、という気がします。
それが駅名になって、その駅名が「地域名」として使われるようになった、ということじゃないかなあ、と。
あ、ここは「たぶんこうかな?」というお話です。
ご興味のある方、正確に知りたい方は、信頼できる情報源で調べてみてくださいませ。
ところで。
以前、二子玉川で暮らしたいなあ、と思ったことがありまして。
で、賃貸情報サイトで調べてみたのです。
条件として「二子玉川駅から徒歩10分以内」その他を指定。
そして「賃料の安い順」の表示に切り替え。
そしたら・・・「川崎市高津区」の物件が大量に表示されました(笑)。
いやいや、そういうことじゃないんだけど、と思ったのを覚えてます。
結局、「二子玉川で暮らす」は予算的にムリ、ということで諦めたのでした。。。
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