成見和子のブログ

日々雑感、ジャズ歌詞、映画、読書。

岩波明【大人のADHDーもっとも身近な発達障害】

これは他人事(ひとごと)じゃない。

「ADHDは成人の約3~4%に認められると考えるのが妥当であろう」だと。

誰もが必ずADHDの人と関わりを持っているだろう、ってこと。

気がつかないまま、ってことも考えられる。

知らないまま、双方がストレスをため込んでいるのかも。

ドキッとしたのは専門学校の事務職員の方の例。

学生の成績管理やカリキュラム管理の担当。

それに資格過程の担当が加わる。

「これは、保育士及び社会福祉主事の資格過程の運営業務で、これらの資格過程に関する授業の管理、学生に対するオリエンテーション、実習先への依頼、実習報告会の実施、資格証明書の発行などさまざまな内容を含むものだった。」

さらに新たなコースの設置が決まり、その対応までもが担当となった・・・。

いやいや、ムリでしょ、これ。ADHDじゃなくたって。

そもそも仕事の難易度が高すぎる。

私だったら絶対ムリ。

ん? あれ? もしかして・・・私も発達障害なの?

いや、そうじゃないと思う。ASDの傾向はあると思うけど。

今の世の中、求められるレベルが高すぎるんだよなあ。どんな場面でも。誰に対しても。

だから、誰もが辛い。生きづらい。

ADHDの人にはとんでもなく辛いだろうと思う。

著者は医者だから、治療法についてあれこれと記述している。

でも・・・。

治療してまで適応しなくちゃならないのか?

そもそも社会生活の難易度が高すぎるのではないか?

・・・そんなことを思ったのでした。